冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

ボッチオタク仲間だったオタモダチがアイドルの卒業祭実行委員長を務めた一部始終

 昨日、オタモダチM氏の推しメンがアイドルを卒業した。

 M氏とは、死の街(秋葉原)の一番最初にハマったコンカへ(もう閉店している)で出会い、かれこれ10年近い付き合いになる。

 彼は今回、卒業企画の実行委員長を立派に務めあげ、オタクとしての最終試練を真っ当した。つまり、Xのダイレクトメッセージ、グループ機能を活用し、オタクたちに企画を共有し、協力を仰ぎ、紆余曲折あり、イベントは無事に終了した。未来ワークもそのグループに入れてもらい一部始終を眺めていた。

 やることは、スタンドフラワーの用意、メッセージ付きアルバムの用意(オタクにコメントを書いて貰う)、メンバーカラーサイリウムを手配し入場者に配る等、大体パターンは決まっているが、オタク同士の話し合いをみていると、まるで仕事みたいで、大企業で働いてそうなオタクがアイデアを出すなどすると、抜け目が無くしっかり考えぬいていて、普段オタクを演じている人たちのリアルが垣間見えてしまうので、自分のような無能おぢさんは萎縮してしまう。

 M氏は元々、オタクが仕切るようなイベントを企画するようなタイプでなく、どちらかといえば未来ワークと一緒で、一人でイベントにいって一人で帰るタイプの人間、生誕祭や卒業祭を企画して盛り上がる人間を隅っこで冷笑しているタイプの人間、ちびまる子ちゃんでいえば、永沢くんと藤木くん系の人間だった。

 まさかボクも、M氏がこのようになるとは思っていなかったが、ここ1〜2年で、仲間が異様に増え、ついには生誕祭実行委員長をやるまでになっていた。これはひとえに、推しメンであるKれんちゃんの存在が大きいのだろう。彼女はオハ王国の王女を名乗っていたが、その名に恥じず、推しているオタクたちをまとめ上げ、団結させていたようであり、そんな彼女の器量が、M氏をここまで変えたんだとおもう。

 根がとことん自閉症に出来ているこの未来ワーク、常連同士が仲良いタイプの店では、まるで昨今流行っている0秒でレモンサワーが出てくる店のように0秒でお店を帰りたくなるものだが、何度か、アイドルでもコンカへでも、推しメンによっては、オタモダチが出来て今でも交流がある人もいたりするもので、それだけ、推しメンという存在は、人間を変えるのだろう。それはまるで、スープと麺のバランスによって味が変わるラーメンのようだ。スープが推しメンで、麺がオタクだろうか(逆かな?分からなくなってきた)。

 いずれにしても、オタ活というのは引退したいと思っても、こういうシーンに出くわすこともあるので、人間ドラマを見ているようで、中々辞められないね。

 Mくん、委員長お疲れ様。そしてKれんちゃん、生前退位(卒業)おめでとう。はじめて言いますが、おつかれん。