冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

弱者男性についての本を読んだ

 

 トゥイッターで見掛けたので気になり本屋さんで買って読んだ。

 結局のところ、弱者男性に希望なぞなく、そもそも人生というのは希望があるというものでもないという考えが強化された。

 頭が悪く仕事が出来ないために収入が低く、また、顔がブサイクで身長も低くコミュニケーション能力もないため、女性を獲得することが大変に困難なタイプのヒューマンは、まるでドラゴンクエストの毒の沼を歩いていくように、ダメージを受けながら人生をこなしていくしか、ない。犯罪を犯していないことだけが取り柄で、就労場では上から下から表から裏から文句を言われるのを耐え続けても、良いことは無い。それどころか、唯一の憩いの場であるコンカへで推しメンと繋がろうと、一世一代の勝負を決めるために一番安いシャンパンを注文しても、別に彼女が推しでは無い、ドリンクを注文してすらいない、話が上手い(というか、ただ単に普通に会話ができるというレベル)健常者との方が、話が盛り上がり一緒にいる時間も多いという地獄を必死にみないようにし、ほんのわずかながらの彼女が目の前にいる時間を大事にし、そうして死ぬまで過ごすしかない。それをすることが、収入が低くモテないのに性欲だけは一人前な男の、ただ一つの、プライドなのである。

 本はまぁまぁ面白かった。