冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

消滅世界/村田沙耶香(クリスマスイヴは読書をした)

土曜日は労働後アイドルのライブにゆき、さらにメイドカフェへいった。日曜日はお昼にアイドルのオフ会に参加し、そのまま夜までライブをみた。

 

2日とも楽しかったが疲れてしまったようで、本日は早い時間に労働し、夕方頃から横浜の元祖系メイドカフェに向かう予定が、昼過ぎに起き、洗濯や髭剃り、入浴、そしてコンビニで買ったご飯を食べるなどしたら気持ちよくなってお昼寝してしまい、家を出る頃には18時過ぎてしまい完全に終了した。

 

いまから横浜の元祖系にいくの気が進まないし、大体クリスマスイヴのイベントなので行列していたら入れないかもしれない。

 

結局、電車に乗り、往復500円以内の街に降り立ち、コーヒーショップで読みかけの本を読了していくことにした。

 

これが表題の作品なのであるが、正直テーマがあまり興味のあるものでなかったらしく、200ページぐらいまで中々進まなかったが、200ページ超えた辺りから面白くなってきた感想。

 

本作は、完全にセックスして子作りする風習が消え去り、人工受精で子供を作る、更には千葉県では実験都市として、家族という共同体すらも分解され、子供はセンターで管理され、住民皆んなで愛情を与え育てていく楽園(エデン)システムが採用されている、そんな舞台でのおはなしだ。

 

セックスと出産や家族というものに関して非常に考えさせられる本だった(小学生並みの感想)。

 

ここでふと、昨日アイドルのオフ会出会った、1人の非常に生活感を感じさせない、無機質なナオンが頭に浮かんだ。

 

彼女は性や出産、家族という共同体に対して、どんなスタンスなのだろうか。

 

本作のような、楽園(エデン)システムをユートピアと考えるのかディストピアなのか。。

 

彼女と仲良くなって、徐々に聞いていきたい。また応援していくナオンが増えてしまったかもしれない。名付けるなら、被写体子だろうか。