冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

弱者男性がルッキズムに迎合できない理由

 弱者男性について語るとき、もっとも重要な点は、弱者男性の定義であり、X(旧トゥイッター)で観測される噛み合わない言い合いに関しては、各々の心の中にある弱者男性の意味が違うことがそうなってしまう理由の大部分を占めてしまうとゆっても良い。ある人は、大卒で、仕事は問題なく(それどころか、JTCや外資系企業に勤めており、年収はそこそこあるという場合すらある)、友人も普通にいるし、趣味も充実している。ただ一点、女性にモテナイということだけがコンプレックスだという、そういった人物を弱者男性としている場合もある(女性は主にこのパターンを弱者男性と定義している場合の多い気がする)。とある人は、女性にモテるモテナイ以前の問題で、仕事は非正規や障害者雇用、もしくは無職や生活保護受給者などで、働いていても手取りは15万以下。つまるところ福祉の対象を指していて、男性の指す弱者男性は、こちらを指す場合もあるだろう。

 今回ボクが書く弱者男性は、年収等は考慮せず、単に、女性にモテなくて、学生時代はいじめられっ子だったようなタイプを指すことにしたいと思う。

 それで、どうにも、女性にモテナイと嘆く弱者男性に対して、美容室にいけ、痩せろ、ヒゲ脱毛にいけ、かっこいい服を買え、なぞというアドバイスが飛び続けるのに対して、一向に実践できない人種が存在し、果たしてそれはどうしてかという話になるわけだが、学生時代の呪縛に苦しめられているというのがあるとおもう。

 つまり、いじめられっ子だった弱者男性は、自分が人生の主人公であるという考えは完全に打ち砕かれ、おしゃれをしようものなら、心の奥から、「◯◯が調子にのっているぞ」「◯◯のくせに生意気だぞ」という悪魔の声が聞こえてくるのである。この呪縛により、ルックスを向上させるということは、自分がやっては行けないことであるという風に認識しており、一向に美容室にいくこともかっこいい服を買うこともできないのでいるのであり、未来ワークはこの呪いから解放されていないため、美容室にいった日は、この状態であればおデートしたナオンとエッチだって出来るかもしれないのに、誰にも会うことができない病に侵されているのであった。これに関してどうしたらいいかははっきりいってわからない。もう駄目かもわからんね。