ここ5〜6年で以前よりもコミュニケーション能力が向上したことにより、メイドカフェやアイドルとのチェキ会を楽しむことが出来るスキルを獲得してしまい、果たしてこれが良かったのかどうかということだ。
以前はドトールやエクセルシオールで本を読み、ヒトカラをし、アイドルはライブみたらチェキを撮らずに帰る、メイドカフェはビール1杯飲んで完全に放置されすぐ帰る、という生活で、虚しいながらも出費はそこまで無く、クレジットカードも乱用していなかった。
ところが、ある日を境に、だんだんと、メイドカフェやアイドル限定かもしれないが話すのが出来るようになってきて、メイドカフェに沢山通ったり、アイドルともチェキを良く撮るようになってきた。
いくら商売のナオンとは言え、ナオンであることに変わりはない。
人生は確実に好転してきたように感じる。
しかし、その代償も凄まじかった。
代償とはメイドカフェにいったりメイドカフェでシャンパン入れたり、アイドルの追っかけのために飛行機乗るなどして負った、クレジットカードリボ残債の200万円である。これはコミュニケーション能力が上がらなければ、負うことは無かったであろう。
孤独なままのボッチ生活を送り、本を読み、ヒトカラをし、冴えボクに毎日1〜2時間かける借金の無い生活が良かったのか、商売とはいえナオンと楽しくお喋りがいっぱい出来るが代わりにクレジットカードリボ金額の膨らむ生活が良かったのか、それが分かるのはまだ先かもしれない。