もう過去の話ばかりしてしまっては人間としてオワコンであることを認めた事と同義であるのは広く知られているが、それでも懐古はやめられない。だいたい、実際におわっているんだから仕方が無い。
フォロイーさんのリツイートで知った表題の漫画を電子書籍で読んだ。大学生活において非リア充・ボッチ(今風に言えば陰キャだろうか)だった人間には共感できるあるあるが詰め込まれており、とにかく凄かった。共感能力が欠如していると言われるASD傾向の自分ですらも共感させてしまうサレンダー橋本氏には感謝せざるを得ない。
作中にて、体育の講義最終日、イジられキャラの男に主人公の哲太も試しにイジってみたら、普段の反応とは打って変わり「誰だお前」なぞとにらみつけられたシーンは思い当たる節がありすぎてヤバイ。
鬼滅の刃という王道の少年ジャンプ系漫画を読んだ後だけに、こういうのが自分に似合っているぞ感がワーク氏を優しく包み込む。
まるで、ボクが全く青くない青春を過ごした5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)大学生活板の住民たちの実態を描いているような気分だ。。というようなことを書くと、「お前と一緒にするな」と言われてしまいそうである(いまはもう、その場所は廃墟と化しており、一番伸びているのが社畜スレで、労働者マウンティングがバチバチ展開されるので最悪な気分になるため書き込みはしていないが)。
しかしこの漫画を読むと、冴えな過ぎた大学生(活板)時代も、これはこれで青春の良い想い出だったのではないだろうかという気持ちにもなってくる。いや、ならないな。このまま可愛い女子大生とセックスの一つも出来ずに死んでいくかと思うと全てが無意味に感じる。なんなんだこの人生は。