スーパー・マーケットの納豆や豆腐など和風の日配品が並んでいるコーナーの近くにあるタイプの生ラーメンを久しぶりに作ろうかなどという気持ちが緊急事態宣言中に浮かんできたので、いざ買って作ってみたものの、2食入りのうち、1食は作り終えたが、2食目を放置したまま、賞味期限を5日ばかしすぎてしまい、本日、朝一番で、全てのエネルギーを使い果たして調理に成功し、食べて、また寝た。
自炊を全くしないタイプの、生活が成立していないまま生活を営んでいる生活困難者だから、生ラーメンを調理し、具を盛り付ける、というだけでも、立派な自炊をした気持ちになり、ヘロヘロになってしまった。だいたい、外食なら、お店に入店し、メニュー表をみて店員に注文し、食べればいいだけだが、生ラーメンを作るというだけで、以下のようにこれだけの工程が必要となる。
①丼を、収納している場所から取り出し洗う。
②麺を茹でる鍋を、収納している場所から取り出し洗う。
③湯切り用のザルを、収納している場所から取り出し洗う。
④レンジで温めるタイプの具材を受けるための丼を、収納している場所から取り出し洗う。
⑤冷凍庫からレンジで温めるタイプの具材を、それを入れるようの丼に入れて、サランラップをかけてレンジで温める。
⑥電気ケトルに水を入れて温める。
⑦電気ケトルから熱湯を丼に入れて丼を温める（支那そばやの佐野実が自宅でラーメンをおいしくつくるコツは丼を熱湯で温めることだとゆっていた）。
（以下省略）
・・・いや、もう最後まで書くのがキツくなってきたのでここまでにするが、スーパーで買った生ラーメンを作って、具材を盛り付けたらそれはもう自炊をしたといっていいんじゃないのか。
どこからが自炊かというと、ボクはもう、これは、食器を取り出して、盛りつけし、洗剤で洗う、という工程があったら、もう自炊とゆっていいんじゃないかとおもう。
しばらくは生ラーメンは作らないだろう。せいぜい、袋タイプが限界だろう。作っただけでヘロヘロになって、お昼寝をしないと体力が回復しない。
だれか他人が生ラーメンを作ってくれたのを、食べたい。
