金が無さすぎるのと、「第256回未来ワークがどうやったらナオンとエッピッピできるか会議」にて可決した、せめてハッタリの金持ちアピールが出来る程度の預金は持っていこう法案のために、完全にメイドカフェや地上/地下アイドルの応援が封じられている状況で、映画「あの頃。」によるハロプロ熱が盛り上がってきてはいるものの、なんとか我慢し、勉強とソシャゲで時間を潰していた。この怪しい小デブ体型の男のささやかな楽しみといえば、チェーンのコーヒーショップのオキニ店員さんがいるかどうかをカウンターで確認する瞬間か、公共施設で非正規と思しき若い図書館司書のナオンがいるかをチェックすることのみとなってしまった。
今日は、非正規図書館司書のナオンが爺さんに「俺は住民税を払っているのにあの警備員の高圧的な態度はなんだ！！」と激昂しており、ここで、非正規図書館司書のナオンを庇う事でもすれば、もしかしたら電車男が現実のものかとなるかもしれないというアイデアが浮かんだが、このヘタレ男は、見て見ぬふりをして、そそくさと公共施設を後にしてしまい、これが未来ワークの本質であるため、ナオンに惚れられる要素は皆無なのである。
