冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

しょぼい起業で生きていくを読んだ

タイトルをみると、社交性が無く、雰囲気がどんよりとした、性格の悪いブサメンな上に動きがトロいような男でも、本の通りにやれば出来るのかなって気がしたけど、わかってはいたものの、そういう訳でも無さそうだ。

 

しょぼい喫茶店をオープンした夫婦も、容姿は優れており、饒舌に喋るという訳ではないが、人に良い印象を与えるということで、結局、負のオーラを纏った「お前らタイプ」が同じことをしても務まりそうもない。

 

だいたい、著者自身、「この人にはちょっとなあ」っていう人がバーの支店を出したいと言ったら断ると、某インターネットバトラーとの対談で語っていた。

 

「この人にはちょっとなあ」タイプのボクがお店を出しても、愛の貧乏脱出大作戦のトキさん化することは火をみるより明らかで、トキさんは達人がそれでも面倒をみてくれたが、そんな達人でも匙を投げてしまうかもしれないかとおもうと、サラリーマンとして会社にぶら下がっているか、それがいやならニートとして実家にぶら下がり会社にしても実家にしても養ってくれなくなったら死ぬしかないというのが現実的なラインなんじゃないだろうかと考えた。でもサラリーマンやるとストレスでリボ払いによる借金がどんどん膨らんでいくから、実家ニートするのが一番なのかもしれない。

 

ところで、実を言うとボクは、この本の著者にしても、対談していたインターネットバトラーにしても、高圧的だったり攻撃的な雰囲気が嫌で心が掻き乱されるのでツイッター上はブロックしている。

 

それでも、本の内容自体は面白く、学びを得た部分もあって、結局、素晴らしいアイデアを思いつくよりも、草むしりを実際にやっていくことの方が重要だというのがインターネットバトラーとの対談で言われてて、これはたしかに実践を試みていかなければならないと唸った。

 

本の良いところは、苦手な人間のいうことでも、冷静になって読むことができる点だとこの本を通して感じた。