冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

横須賀米軍基地で庶民のソフトボールを見学し衝撃を受けた #冴えボク

9年前に職業訓練校で知り合ったおじさん、通称「職業訓練校おじさん(以下、ショクさん)」から、フェイスブックのメッセージが来ており、GW中ストリップにいきませんか、などお誘い頂いたが未読スルーしてしまい、後から、「すみません、今観ました。今日はメイドカフェいってました、今日は致してました。。」なぞと返事をするのが続いてしまっていたので若干申し訳なく感じている。

 

そんなショクさんであるが、今年ということでなくもっと前に、横須賀の米軍基地を2人で見に行ったことがある。中の食堂みたいなとこでハンバーガーを食べたり(ずいぶんと大雑把な味だった)、いろいろ見学した。

 

中でも記憶に残っているのは、芝生のエリアの中に、柵で囲われた球場が存在し、外国人のおじさんたちが、ソフトボールをしていたのをショクさんと眺めていたときのことであった。

 

ボクも一応、小学校4年生~中学校3年生のあいだ野球をしていたけれども、小学生時代の野球チームは練習をサボリにサボっていたし、中学時代は軍隊式の指導だったり運動部特有の上下関係で嫌々度MAXだった。はっきりいってこの時間を勉強やプログラミングなどに費やしていた方が絶対に良かっただろうと今でも後悔をしているし、この野球経験をいかしてナオンをバッティングセンターに誘ってみたものの、来てくれるはずもなく、完全に無の6年間だったと言える。

 

それでも一応は野球を続けていたボクからみて、「あれっ」と思ったシーンがあって、それは、ピッチャーの投球が、明らかに緩やかで、バッターを抑えようと気持ちがゼロどころか、むしろ、どんどん打ってくださいと言わんばかりのピッチングだった点だ。バッターも、ポコポコとヒットを打つなどして、それが前提の上で勝負をしているイメージだった。

 

(おいおい、こんなのアリなのかよ。とてもやさしい世界じゃないか)

 

たまらずボクは、大学時代をアメリカで過ごしたというショクさんにきいてみた。

 

「ショクさん、ずいぶんとピッチャーの投げるボールが緩やかですね」

 

「◯◯さん、そうなのです。アメリカの庶民のソフトボールというものはね、まずバッターには、打たせてあげようという気持ちからはじまってるのです」

 

脚色してるかもしれないが、大体こんなことをショクさんは言っていた。

 

この発言に衝撃を受けると同時に、少年野球や中学校の野球部もそういう雰囲気だったら、ボクも嫌々でなく、もっと楽しめていたのかなぁなどと思った。

 

というか、スポーツ、まずは、軍隊式に少年達をシゴくよりも、スポーツを楽しんで貰うことが大事なことなのじゃないかなぁなどと。少年野球や中学校の部活動で、まるで軍隊のように生徒をいじめ抜いていくというのは、ちょっとおかしいだろう。後で20歳ぐらいになって同窓会したときに、4番バッターだったりした子は確かに当時の顧問に感謝をしていたというのもあるのだけど。

 

これはスポーツだけで無く労働も含めすべてに通じると思うんだけど、シゴかれて苦難を味わいながらやるのと、楽しさを味わいながら出来るんじゃぁ、最終的には後者が勝ちそうだし、アメリカに存在するような巨大企業(いわゆるGAFA?)がアメリカで生まれて日本では生まれないことにも関係する気がする。