冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

オタクという画一的な型について #冴えボク

オタクというのは、もはや、マニアとイコールの意味では無くなっているように感じる。

 

つまりは、何か好きな事に没頭し極めていく人間を指すのでなく、リア充=現代風に言うと陽キャ(太陽のように明るくてノリの良いキャラクター)になれなかったタイプの人間が、決められた型にハマっている状態を指しているような。

 

アニメで言うと、大体決まって、「今期ガー!今期ガー!!!」と皆んなが皆んな声高に叫んでおり、まるでその「今期」とやらについてチェックをし語る人間達の総称こそが、アニオタの意味になっているのではないか。

 

フェイトを永遠に、100回、200回と繰り返し視聴し(無限の視聴-Unlimited Fate Watch-)、他のアニメは一切興味ないみたいな人間は、オタクではなく、フェイトが好きな人という風になっているのでないだろうか。彼がキモかったら、キモオタでなく、フェイトが好きなキモ、とでもなるのだろうか。「今期」とやらを追えないと終了宣言されてしまう圧を感じとれる。

 

しかしなによりも終了しているのは、仕事が終わって翌日の仕事がはじまるまでの貴重な時間に、このような不毛なトピックについて考えを巡らすワークという男なのではないか(おまけにさっき床屋にいったら後頭部がやや薄くなっているような気がした。気のせいであればいいんだが)。

 

彼は、オタクについて考えるよりも先に、美容室にいったり、眉毛サロンにいったり、プールにいって歩くべきなのではないのか(泳ぐと足がつるから歩き)。

 

もしくはブログを書くのだったら、アクセス数が増えそうな記事を書く、つまり文頭を「こんにちは。ワークです」そして文末を「いかがでしたか?」で締めくくり、アフィリエイト収入を得るのが現代的な正解なんだろう。

 

しかしボクは、正解な陽キャであるよりも、不正解なキモオタクでありたいし、更にキモオタクからキモ、もしくはオタクを取り上げ、「オタク」か「キモ」どちらになるか選べと言われたら、キモをチョイスしていきたい。

 

 

これが、初代ポケットモンスターで、ベトベトンを最後まで選抜ポケモンに入れていた彼の、何の役にも立たない下らない矜持だ。