つくばエクスプレス沿いのショッピングモールで、WEST子とデジ子がいるアイドルのCD発売記念イベントが3部制であったので、2部と3部に参加した。
1部は、エネマグラを活用したアナル開発に没頭していたら間に合わなくなってしまった。今日もドライオーガズムに達することは無かった。
このワークという男、オタクとしても、意識が低く最底辺だった。ハンターハンターでいうと、トンパぐらいの立ち位置だろう。
2部はWEST子とデジ子を交互に見ながらフリコピしていた。セットリストがフリコピしやすい曲ばかりで楽しくて良かった。やはりアイドルはもうこの元祖系アイドルプロジェクト内をグルグルと手取り収入の範囲内で無理はせず楽しんでいくのが良いんじゃないかって気がした。つまるところボクにとってのアイドル戦国時代は終焉を迎え、結局さいしょの場所に戻ったわけだ。握手会にデジ子がいなかった。
2部と3部の間の空き時間、ショッピングモール内のコーヒーショップで休憩していた。
席にカバンを置くことで、先に席を取ってからカウンターで注文を試みた。
カウンターで自分の番が来るまでの間、店員さんはこのようにアナウンスしていた。
「いらっしゃいませ。店内非常に混み合っておりますので、先に席を確認してからご注文くださいませ」
今ではどこのチェーンコーヒーショップでも聞くことが出来るアナウンスだが、以前はそうではなかった。
ボクはかつて、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)大学生活板で四天王と呼ばれていた男の一人、D氏と、席を先に取ってから注文するか否かで大喧嘩をしてしまったことがある。
ことのいきさつはこうだ。
2人で、某有名店のラーメンを楽しんだ後、近くのドトールでお茶をすることになった。
入店する順番としては、ワーク氏が前で、D氏が後ろだった。
それで、前にいたボクは、いつもの通り、先に席を取ろうと、テーブル席に向かった。ここで一言声をかけなかったのも悪いかもしれないが、カウンターを通り過ぎようとした刹那、背後から怒声が聞こえた。
「おい!!!先に注文しましょうッ!!!!!!」
一瞬、何のことだか分からず、パニックになってしまった。
どうやら、ボクが注文をせず、席を確保しようという行動に出た時、それがD氏にとっては未知のことで、彼も彼でパニックになってしまい、咄嗟に怒鳴ってしまったようだった。いま思えばASDの傾向が彼にもありその特性によるものだったのかもしれない。
「先に席を取りまつよッ!…。」
ボクはこう切り返し、結局は先に席を取ってから、注文することになった。
ここまではしょうがないのだが、後の対応が不味かった。
それは2人でのオフ会終了後、このどこまでも性格のひねくれた男ワークは、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)大学生活板に、事の顛末を面白おかしく書き込んでしまったのである。
D氏は激昂し、「だったら席を取るより先に、私に伝えるべきではなかったのではありませんか?」などと、「正論」を叩きつけ、それ以降、最悪な男ワーク氏とD氏との仲はどんどん気まずくなり、時代がTwitterに移行しつつあったとき、最終的に、ブロックを、されてしまったのである。
それにしても、ボクが死ぬまでに達成したい夢の一つとして、オフ会に大学生活板の四天王と呼ばれる4人の伝説を一度に呼び、彼らの集合写真を、カメコが使ってそうな一眼レフカメラで撮影する、というのがあるのだが、D氏がボクをブロックしているため、その夢は一向に叶いそうに無いし、それに、クレジットカードカードリボが酷いので、一眼レフカメラも買えそうに無く、二重の意味で困難な夢になってしまっている。
そんなことを思い出しながら、アイドルのCD発売記念イベントは3部がはじまった。デジ子は体調不良で欠席というアナウンスがあった。
3部の握手会でWEST子にダンスが良かった旨を伝えると、「ありがとう」と、じっとボクを見つめてくれたので、応援していくナオンだなって思った。