冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

キモオタはつらいよ〜敗北ガール編〜

 だいたい敗北というワードで思い浮かべるのは、漫画ワンピースの海軍元帥サカズキや、バキ最凶死刑囚編、もしくは第二次世界大戦における日本など、皆んなそれぞれあるだろうが、ここ1年で、未来ワークは先日8月29日(日)にメイドカフェHoneyHoney秋葉原店を卒業した、りんか女史を連想するようになった。彼女はダウナー系メイドであり、お給仕が終わったあとは、「敗北」とつぶやいていた。しかしボクには、勝利を迎えることのできるナオンのように見えた。彼女のメイドカクテルは、タバスコを投入するのが通例となり、喉から鼻へと刺激が走る、エクスカリバーだった(意味不)。つまり未来ワークは、りんか推しとなった。

 

 彼女の魅力というかボクがグッと来た点は、キャラクターが尖っている、という側面というよりは、その精神性にあった。勘違いの可能性もあるが、おそらく彼女は、インターネッツのヒューマン、言い換えれば、"こちら"側の人間だった。

 

 2020年12月6日に神田明神EDOCCO STUDIOにて行われたライブ後の特典会中に、「もうやめる!」と絶ッ叫していたが、それでも、しばらくはやめず、お給仕のときにはこちらに来てたくさんお話してくれたのが嬉しかった。そのときも、もうそろそろやめるという話を良くしていたが、やめるやめる詐欺師なんだろうと安心し、1年以上お給仕を続けてくれ、そうして、来るべきときがきた。

 

 2021年8月20日(金)夕方頃のことである。

 

「🔪秋葉原店🔪きょうの日替わりは豚バラとろろ丼です!おたくくんぜってー来いよ💢💢」

 

 珍しくりんか女史がトゥイートしており、これはいかねばならないという気がしていたが、2回目のワクチンを接種して2週間が経過していないので自粛することにし行かなかった。そのお給仕終了後のよる、HoneyHoneyのメイドが卒業するときしか更新されないエキサイトブログがアップロードされており、彼女の卒業が発表となった(たまには普通のブログも更新してくれ〜)。幸いにも、ハニメイドにありがちな、実は本日が最後のお給仕でした、ということにはならず、8/29(日)に卒業イベントの場も設けてくれるということだった。これは、店長であるホワイト雪ちゃんの提案によるものらしく、彼女は本当に偉大なメイドさんだろう(グランド・メイド)。感謝の意を込め、アクリルキーホルダーを予約購入させて頂いた。Mりあさんのも予約した。彼女には頭が上がらない。頭が上がらなすぎて、未来ワークは頭を下げたままの姿勢で日常生活を送り、首のとこらへんが硬直し、血管に血栓ができ天に召された(完)

 

 ・・・・・・・・・まだ未来ワークは生きていた。8月29日(日)は、りんかちゃんのラストお給仕のため、M男気質のオタクがお店に大挙し、未来ワークも、責めるよりは責められるほうが好きなタイプの人間であるが、それが理由ということではなく、というかそれが理由であれば専門店に行けば良い話であり、話は脱線したが、りんかちゃんは推しであり、ガチ恋しているので、当然、その日はご帰宅した。彼女に対してガチ恋である旨を打ち明けた。卒業式とはいえ、終始、盛り上がっており、タバスコが店内を舞っていた。りんかちゃんが皆んなから愛されていたんだということがわかる卒業式になった。最後にメイドさんたちとオタクたちで集合写真を撮影し、追い出しのBGM「人間ていいな」が流れ始め、こうして彼女のラストお給仕は幕を閉じた。人生ていいな。

 

 これでまだ終わりでなかった。昨日9月3日(金)、ツイキャス配信と、通話特典会があった。ツイキャス配信の内容は凄まじく、これは見返すことができてはならない、放送禁止の内容となっていた。最後に、通話特典会であるが、これは、1年半前のコロナ禍から開始し、2099円でスカイプメイドさんとお話ができ、チェキがついてくるサービスなのである。どうにもボクは、動画通話というのは抵抗があり、また、画面越しのブサキモメンを見られるのが嫌で、一度も利用したことがなかった。しかしここで、アンジュルムというアイドルユニットの「カクゴして!」という楽曲が脳内を流れ始め、カクゴをして通話を申し込むことにした。その通話内容は、コミュ力に欠けており、非常に情けなく、オタク歴17年でこのレベルなの?と思われても仕方がない内容だった。しかし、最後に彼女と通話できたということが肝要なのである。こうして1年に渡るりんかちゃんのいる生活は幕を閉じた。楽しかった。このみちゃんも、ありがとう。

 

 こうやって今、HoneyHoney秋葉原店の店内で、返ってきた特典会のチェキを見ながら冴えボクを書き、メイドさんとお話している最中、顔では笑い、心では泣いていた。心で泣きながら某JKメイドさんのリボンのついた脚をみていたら、バレていた。

 

 りんかちゃん、卒業おめでとう。あなたのことはボクのオタ活史の重要な出来事の一つとして刻まれることになり、忘れることはないでしょう。エキサイトな1年をありがとう。好きだよ。