労働が終了したのち、自宅に帰ろうかどうか迷ったが、死の街にいき、推しメンのために自分の可処分所得を捧げることにした。
雨が降っていたので、会社の置き傘を持っていった。
持論だが、ボクは傘に関しては天下の回りものとおもっていて、コンビニで自分の傘をパクられたら、どうぞ持っていって下さい、と、思っている。
さて、本日会社の置き傘から持ち出した傘は、推しメンがバイトしているコンセプトカフェの傘立てに置いたが、帰りには何故か、謎のシールが貼ってあった。
そもそもこれは会社から持ってきたけど元々謎のシールが貼ってあることに気がつかなったのか、別人のなのかわからなくなってしまった。
そして、お客さん全員にこのカサはお客さんのでないかどうか確認した結果、誰も名乗り出なかったので、自分がその傘を持ち帰ることにした。
はっきりいって、その場にいるオタクからも、推しメンからも、全員から、「ワークとかいうキモいオタクは、傘のために必死になる器の小さいクズだ」と思われたに違いなかった。