なんだかTwitterでフォロワー1万人超えの、バズる文章を生み出せるタイプの割と社会的なことをツイートしてきたアカウントたちが今までに発信してきたことが凝縮されたような本だった。
Twitterを毎日眺めなくてもこの1冊があればあとは漫画でも読んでた方が人生が良くなる気がした。
それと、大学時代に5ちゃんねる(当時は2ちゃんねる)で、良くこんな事をボクは書き込んでいたのをおもいだした。
「ぼっちはinvisible」
結局ボクは頭も悪いし唸るような文章も書けないので流行ることは無かったが個人的には気に入っていた書き込みだ。
つまるところ、リア充(現代風に言えば陽キャ)にとってボクらのような陰湿なキャラクターは居ないことにされているのだ(わざとでなく無意識のうちにだろうが)。
ボクも陰湿で、invisibleな存在だったので、大学卒業まで、可愛い女子大生とセックスをする事なく、無い内定のまま卒業してしまったし、もうその可能性が今後発生する確率がほぼゼロなことを考えると、自己鍛錬も何もかもほっぽり出し、死んでしまいたい気持ちに駆られてしまうが、だからといって自殺は一向にしない、そんな下らない語るに値しないおじさん。
・・・本の内容自体は、こんな個人的なちっぽけなことよりも、もっとマクロなことが書かれている。
読んでて、ボクもフォロワー1万人ぐらい獲得してバズる文章をいっぱい生産し本を出したい気持ちになったが、ナオンにモテないのと同様、文章のセンスもないのでそういうのも出来ないから辛すぎる。なんなんだこの人生は。