冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

元準引きこもり大学生活、10年後の現状

 もう準引きこもりというワードは死後となってしまった。

 

 準引きこもりとは、樋口康彦氏が提唱した大学生の一形態であり、意味合いとしては、非リアの意味が近いだろう。それも、オリジナルの意味の、大学に友達どころか会話をする知り合いが一人もいないような、ガチボッチの大学生を指す。つまり、大学の講義には出席しているが、そのライフスタイルは引きこもりと本質的には変わらないというタイプのヒューマンだ。

 

 ボクもそんな準引きこもりの一人だった。サークルは、1年の夏頃までは所属していた。リア充が集まるようなサークルでもなく、学術系で(アニメげんしけんに背景として登場したことがある)根暗な人間でも馴染めそうなサークルをチョイスした。にもかかわらず、その中の会話のキャッチボールすら馴染むことができなかった。夏の合宿で、解散まで一言も喋らない地獄を経験したのち、もう行かなくなった。ゼミも必修ではないので、入らなかった。講義が終わったあとは、定期券で小田急線の新百合ヶ丘や町田、相模大野などを途中下車し、街をフラフラしたり、コーヒーショップで読書をしたり、お気に入りの女店員さんをチラチラみたり、ラーメン屋でラーメンを食べるなどして過ごしていた。振り返ってみればこの時点ですでに詰んでいたのだろう。

 

 当然、エロくて若いオンナとセックスは出来なかった。かつては、以下のようによく、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)大学生活板に書き込みを繰り返していた。

 

このまま可愛い女子大生とセックスの一つも出来ずに死んでいくかと思うと全てが無意味に感じる。

 

 その時代にgooブログを運営していた。まだあるので参考にリンクを貼り付けておこう。

 

準引きこもりがサラリーマンやったらどうなるか

 

 社畜なった初期まで更新してたのでタイトルが「準引きこもりがサラリーマンやったらどうなるか」になっていた。

 

 まさに、10年後の今どうなっているかということについて。

 

 結局のところ内容はともかくとして、労働自体は続けることができていた。

 

 しかし、孤独な男性である本質は変わらない。休日は地下アイドルの推しメンに"ガチ恋"をしてツーショットチェキ写真を撮影し、メイドカフェでご飯食べながら、一向に上達しないコミュニケーション能力を駆使してメイドさんとお喋りをし、サウナに行き、ラーメンを食べ、夜にはメンタルクリニックで処方された抗不安薬を飲み、そして、寝る。これらを機械的に繰り返すだけの、キモいロボットになってしまった(キモボット)。

 

 相変わらず、エロくて若いオンナとセックスはできない。労働を続け、生産性の向上に寄与しても、外に出る前にシャワーを浴びてヒゲを剃っても、服はちゃんと洗濯したものを着ても、ボディミストをふりかけても、このまま可愛い女子大生とセックスの一つも出来ずに死んでいくかと思うと全てが無意味に感じる。

 

最近の地下アイドルの推しメン

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メイドカフェの推しメン

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20年前も10年前もそして今もラーメンを食べ続ける人生

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