冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

健全リフレっ子

 純喫茶でオムライスを食べていた。二つ隣の席にはマッチングアプリで出会ったと思しき男女が、プロレスでいうと手を掴みあうかどうかぐらいの会話を続けていた。二人とも若くて、ブサメンでもないし、仕事もまともにこなしているようだった。このレベルの人間ですらマッチングアプリを使わないと出会いが無いというのは、社会が自由恋愛主義の成れの果てにまで行き着いてしまった感があり、日本が消滅に向けたカウントダウンは既にはじまっているとしか思えない。もはやこの流れは止められないだろう。

 ボクはようやく起き上がったばかりだけれども、動悸がはげしくソラナックスを2錠投薬した。行くつもりだったアイドルのライブはすっぽかしてしまった。

 昨日は二日よいで終始寝込んでいた。おととい、以前ダイナマオフ会でお邪魔したアニソンカフェアンドバーでまた、テキーラだとかを飲んでいたら朝までいてしまったからだ。そのお店には、5年前に死の街で、モエスタというフリーペーパーの表紙を12ヵ月連続で飾っていた健全リフレ店出身のナオンが働いており、わざわざ健全とつけたということは、健全でないリフレ店があるのかという話にもなってくるわけだが、特に派遣型のリフレ店なぞというのは、現代の売春宿といっても言い過ぎではなく、しかしながら、彼女は売春をしていなかった。あと一応断っておくが、ボクがたびたびトゥイッターで「トー横キッズと仲良くなりたい」と書いているのは、文字通り仲良くなりたいだけで変な意味ではない。とにかく、彼女が時を経てお酒大好きキャラクターに変貌したときいていたので、バグる姿を一目見なければいけないという想いに駆られていた。結果として、彼女のそういった姿に触れることができたけれども、やはりアイドルになってほしい。

 文章を書いていたら少し動悸がおさまってきた。ソラナックスのおかげかもしれないけど。二つ離れた席で若いナオンがMacBookのキーボードを打鍵している音が鳴り響いている。