冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

アニメもギャンブル日記

(昨日の続き)

 読書が終わらなかったボクは歌舞伎町のコーヒーショップ「クール」で続きを再開しようと思った。このお店は朝6時まで営業しているので貴重。新宿駅で下車し、目的地のあるトー横方面に向かう途中、ドンキ前の横断歩道で信号待ちをしていると、いかにも地雷系という雰囲気のナオンが、ちいかわのぬいぐるみをスマホで撮影していた刹那、どこからともなく、身長は175センチぐらいで細身の、髪を茶色く染め、うっすらと黒いメガネをかけた推定50〜60代と見える爺さんが、彼女に話しかけていて、彼女も無視するで無く、応対していて、元から知り合いなのかナンパなのか良くわからなかった。「クール」の前に来ると、未来ワークはチェーン店しか入れないタイプの男なので、一瞬入店を躊躇い、お店の前をウロウロしてから、意を決して、そのお店が存在する建物の階段を登った。つまり「クール」は、トー横近くの建物の2階に存在する喫茶店なのだ。階段を登ると、結局のところ未来ワークは引き返すことになった。満席だったからだ。

 ここで帰っても良かったが、あるアイデアが浮かんでしまった(だから貯金ができない)。それは、アニソンカフェアンドバー「アニメモ」の前を通り過ぎたときに、イチカオイスターかハムゥ店長が呼び込みをしていて、かつ、気づかれたら、入店し、ワンタイムで帰ろうというギャンブルだった。お財布の中には5000円のみが入っていたので(もはやお財布ではなくお布だろう)、ワンタイムだけいて、キャスト2人にドリンクをご馳走するのであれば、ギリギリ対応可能だった。そして、いざギャンブルを敢行する段になると、呼び込みスポットには3人いて、その中には、イチカオイスターもいた。とても寒かったのもあり、フードを被って通り過ぎようとしたら、「ワーさんでしょ!」とイチカオイスターに呼び止められたので、一緒にアニメモにいくことにした。まるで、男はつらいよで寅さんが気づかれないように団子屋の前をウロウロするような構ってちゃんぶりに我ながらドン引きしてしまったが、相変わらず彼女の顔面ランキングは相当に高く、一緒にカラオケをし、フルーツジッパーの「わたしの一番かわいいところ」などを歌い、今度は振り付けを練習しようなぞと成立したか分からない約束を立て、終電で家に帰った。