冴えないボクの生(性)活

2ちゃんねる大学生活板出身の冴えない男の駄文。

冴えない独身中年男性の心得

 人生は毎日ドラマティックなことが起こるような代物では無く、そもそもが、生きるということは苦痛なのである。

 我々のように、頭も悪く、コミュニケーション能力不全で(これも頭が悪いということが原因だから一つにまとめられそうだ)、気が弱く自分の意志を強者に対して押し通すこともままならないようなタイプの人間は、まるで毒の沼を、足を引き摺りながら歩くかのように生涯を送り、それでいて、人に暴力をしたり窃盗するなど犯罪は犯さず、ナオンにお金を貢ぐことで限定された時間中に相手をしてもらい、おまけに、ナオンコンテンツへの参加者には、我々よりお金持ちで、よりおいしい思いができ、社交性があり、多数のプレイヤーと交流できる強者も混じっており、始末の悪いのは、その手の輩からや、ひどいことにコンテンツの提供者ですらからも、持たざるものを排除すべく、SNSで、「お金が無いのにアイドル現場に無理して来るな」「コンカフェでキャスドリあげない客は入店するな」「リフレでオプション料金をつけない奴はいらない」なぞと、ディスりにディスられ、完全にライフポイントがとっくにゼロのインセクター羽蛾状態になりつつも、ほんの僅かながらの、細々とした悦びを享受しつつ、粛々と命が尽きるまで生きつづけるしかなく、もはや救いはないのである。

 なんなんだこの人生は。

 それでも人生を進めていくより無く、こんな詰んだ状態の苦痛は、ユーモアや文学で和らげることも難しいが、そもそもが人生とはそのようなものであると胸に刻むことが、肝要なのである。